花粉症やハウスダストアレルギーを発症すると、特定の花粉が飛んでいる間は鼻水やくしゃみ・咳・頭痛などに悩まされたり、薬で症状を抑えたら眠くなってしまってボーっとして過ごしたり、面倒な対策をこまめに取らなくちゃいけなかったりと大変です。
毎年、同じ期間を棒に振っているようで損した気持ちになる方も多いようです。
ところで、「花粉症は体質のせいだから、いったん発症したら一生治らない」と考えがちですが、実は「突然、花粉症が治った!」という方も一定数いらっしゃるんですよ!!
このツラさから解放されるなら、それに越したことはありませんよね。
このページでは「花粉症・アレルギーが、突然治った」事例をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください!
Contents
腸内環境の改善・体質改善で「治った!」
「花粉症・アレルギーが治った!」という方に一番多いのが腸内環境の変化によると考えられるものです。
症状が出るのが鼻・喉・肌なので、問題があるのが鼻や喉と思いがちですが、実は『腸』の状態が深く関係しているのが「花粉症・アレルギー」なんです。
インフルエンザが流行って同じ職場の同じフロアの人がどんどんインフルエンザになっても、やはりかかる人とかからない人がいますよね? 同じ空気を吸っているのに違いが出るのは、体質の問題なんです。
つまり、インフルエンザの原因はウイルスだけではなく体質も大きく関わっているように、花粉症・アレルギーの方も花粉やハウスダストなどの原因物質(アレルゲン)だけが問題なのではなく、体質が大きく関わっているのです。
そして、その「体質」に関わっているのが「腸内環境」なんです。
腸内環境が悪くなると、不十分にしか食べたものを消化・吸収されなくなってしまい、体の中の状態が悪化します。
悪化と言うと大袈裟なようですが、要するに体は栄養素などのバランスが悪くなった自分を「弱っている」と判断してしまうのです。
すると、「弱っている体」をちゃんと守らなくては! と、少しの花粉やハウスダストなどにも防衛反応が働いてしまって、鼻水やくしゃみが出やすくなってしまうのです。
よく知られた腸の機能は「消化」ですが、実はそれだけではありません。免疫細胞の60~70%が腸に存在していて、特に小腸にあるパイエル板という器官は免疫力に重要な働きをしていることが分かっています。
つまり腸は体の「免疫」も担っており、花粉症やハウスダストアレルギーに大きく関係しているのです。
体質改善には軽い運動を続けるなど「健康な体になりそうなこと」は大抵含まれますが、腸内環境の改善には大きく2つの方法があります。
乳酸菌のはたらきで「治った!」
腸内にはたくさんの細菌が住んでいます。その数、100種類以上、100兆個もの細菌が腸内で生活しています。善玉菌・悪玉菌という言葉を聞いたことのある方は多いと思いますが、そのほかに日和見菌と呼ばれる細菌もいます。
これら善玉菌・悪玉菌・日和見菌など腸内細菌の集まりを「腸内フローラ」と呼びますが、この腸内フローラのバランスが健康そして美容にも影響を与えています。
善玉菌(乳酸菌・ビフィズス菌など)は病原菌が腸内に侵入するのを防いでくれる働きなどをし、悪玉菌(ブドウ球菌・大腸菌など)は腸内のたんぱく質を腐敗させてしまったり有害物質を出して生活習慣病や老化の原因をつくりだしてしまいます。
そして、日和見菌(レンサ球菌・バクテロイデス菌など)は善とも悪ともつかずどっちつかずなのですが、善玉菌・悪玉菌で優勢な方の味方をしています。
つまり、腸内で善玉菌の方が多ければ日和見菌は善玉菌の味方になり、悪玉菌の方が増えてしまえば悪玉菌の味方として働いてしまうのです。
善玉菌を優勢に保つことが大切
しかも、腸内フローラで圧倒的に数が多いのが日和見菌です。理想的な腸内フローラの割合は善玉菌2割・悪玉菌1割・日和見菌7割と言われています。つまり、腸内では20%程度とわずかな善玉菌と悪玉菌が勢力を争っていて、その一部の争いで優勢な方を圧倒的多数の日和見菌が味方してしまうのです。
そのため、乳酸菌などの善玉菌を補給して、悪玉菌に対して善玉菌を優勢に保っておくことで、日和見菌を味方につけて腸内環境を改善することが出来るのです。
ちなみに、悪玉菌が優勢な状態のままにしておくと、腸内で腐敗が進んでしまいアンモニアやアミン、フェノールといった有害物質が発生します。これらは腸管から吸収されしまい全身を駆け巡ります。
すると、肌の張りがなくなり吹き出物やブツブツの原因になったり、免疫力を低下させて風邪をひきやすくしたり、さらには腎臓、肝臓、心臓にも悪い影響が及んできて、体を「弱った状態」にしてしまいます。
すると、これ以上弱りたくない体は花粉などのアレルゲンに過剰に防衛反応を働かせるようになってしまうのです。
腸内に入った乳酸菌の2つの働き
ヨーグルト・チーズや乳酸菌飲料、サプリメントなどで摂った乳酸菌は、体内に入ってから2つの働きをします。
ひとつは「生きたまま腸に入った乳酸菌」がする働き、もうひとつは胃酸などの影響で「死んでから腸に入った乳酸菌」がする働きです。
生きたまま腸に届いた乳酸菌は、腸内フローラの善玉菌が増えるのを促し、さらに自ら悪玉菌の退治もしてくれます。乳酸菌に助けられた善玉菌はパワーアップして、病原菌の退治やコレステロール上昇を抑えたりと多方面で体の健康と美容に役立つ働きを開始します。
そして、死んだ状態で腸に入った乳酸菌は食物繊維と同じように、退治された悪玉菌を吸着して体外に排出する働きをして腸内をキレイにしてくれているのです。
最近の研究では、乳酸菌に虫歯を予防する働きや花粉症・アトピーなどのアレルギーを抑える働きがあることも確認されてきています。
そして、最近は腸内環境の改善に着目して配合されたサプリメントなどで、手軽なのに効果的な乳酸菌補給ができるようになってきたので、「乳酸菌で花粉症・アレルギーが治った!」という方が増えてきているのです。
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関連記事 ⇒ 乳酸菌サプリメント選びのチェックポイント
食生活の改善で「治った!」
腸内環境は花粉症やアレルギーに大きく関係していますが、もちろん腸に入って来る食べ物は腸内環境に大きく関係しています。
ですから、食生活の改善 → 腸内環境の改善 → 花粉症・アレルギーの改善と、食生活の改善によって「花粉症・アレルギーが治った!」という方もいらっしゃいます。
腸内環境のために気を付けたい食生活を具体的に挙げていきます。
1.高タンパク質・高脂肪な「肉類」の摂取を控える
タンパク質や脂肪は悪玉菌のエサになります。ですから、高タンパク質・高脂肪の食事は腸内に悪玉菌を増やす原因になります。
特に、悪玉菌は動物性のタンパク質が好物なので、肉類の摂りすぎに注意することが大切です。また、脂肪は消化不良を起こし下痢になる可能性もあります。
日本に古くからある和食、魚や野菜中心の食事を取り入れるようにすると、自然に低たんぱく・低脂肪・高食物繊維の食生活になって腸内環境の改善につながります。
特に食物繊維は善玉菌のエサにもなるので、腸内で善玉菌が増えるのを助けてくれます。
完全に肉類を食べなくするといった極端なことをする必要はありませんので、魚・野菜中心の食事の日を増やしていくといったことを心がけると良いでしょう。
2.「発酵食品」と「食物繊維」を意識して多めに摂取する
味噌・醤油・納豆・漬物・キムチ・黒酢・チーズ・ヨーグルトなどの発酵食品は乳酸菌が豊富に含まれており、善玉菌の栄養源にもなります。
食物繊維は善玉菌を増やすのに役立っていますし腸内においても水分を吸収するので、便を軟らかくし排出をスムーズにし腸内の環境を良くしてくれます。特に、大豆・ハト麦・玄米ごぼう・さつまいも・などがお勧めです。
この時、オリゴ糖を一緒に摂取するとより効果が期待できます。バナナ・きな粉・たまねぎ・にんにくなどに多く含まれているオリゴ糖は、発酵食品に含まれる乳酸菌のエサとなるのです。
3.できるだけ決まった時間に食事をする
不規則に食事をすると消化などの働きをコントロールしている自律神経を乱す原因になります。自律神経は免疫システムを機能させるために欠かせない存在なので、できるだけ毎日決まった時間に食事をするよう心がけましょう。
4.水分を多く摂るように心がける
水分不足は便秘の原因のひとつともなります。腸内に便が長く留まっていると、悪玉菌の温床になったり腸内での有害物質発生の原因にもなります。1日にコップ8杯程度、約2リットル程度の水を飲むように心がけましょう。
また、適切に水分を摂り汗をかくことは免疫システムに関わる自律神経の働きを整えるのにも役立ちます。
5.朝食をしっかりと食べる
朝食をしっかりと食べることは、体温を上昇させて免疫力を高めることにつながります。そして、朝の段階で腸に刺激を与えることで便意が生じやすくなります。
6.極度の食事制限ダイエットはしない
ダイエットのために極度に食事を制限することは、便秘の慢性化につながってしまいます。ダイエット中であっても、カロリーが低く腸内環境を整えてくれる発酵食品や食物繊維の多い食品などを中心とした食事を摂るようにしてください。
ストレスをためないようにして「治った!」
腸や心臓の働きは、自律神経がコントロールをしています。
強いストレスを受けたり、慢性的にストレスをため込んでいたりすると自律神経のバランスが乱れてしまいます。それが、大腸のぜん動運動が鈍くなるなど悪玉菌が活性化しやすい環境につながってしまいます。
ストレスが減ることで血流が良くなり、花粉への過敏過ぎる防衛反応がなくなるということもあります。
極端な例では転職によって、前の職場で感じていたストレスが亡くなったことで花粉症・アレルギーが治ったという例もあります。
体を動かす習慣をつける、ゆっくりと入浴するようにする、好きな音楽を聴く、睡眠環境を整えるなど、1日の中でリラックスできる時間をつくりるように心がけましょうましょう。
また自律神経のバランスを整えるのに、朝コップ1杯の水を飲む、1日3食の食事をしっかり摂ることも有効です。
体のゆがみを治したら「治った!」
背骨や骨盤など体のゆがみが治ることで、花粉症が改善することもあります。
体のゆがみは血流を悪くすることにつながります。血流が悪くなると体に「冷え」を起こす原因となります。
「冷え」が強くなると体がその状態を改善しようと働くため、免疫系が「体が弱っている」と判断してしまい、花粉などのアレルゲン(原因物質)が侵入してくると体を守ろうという作用で、花粉症・アレルギーなどの症状が防衛反応として現れてくるのです。
本格的なものでなくても良いので、体幹トレーニングやヨガなどに取り組んだことで症状が改善したという方もいらっしゃいます。
引っ越しで「治った!」
もちろん、誰でも簡単に出来る方法ではありませんが、引っ越ししたことで「花粉症が治った!」という方もいらっしゃいます。
花粉の少ない地域に引っ越したというケースだけではなく、元の住居にあったダニやホコリ・化学物質などがなくなることで改善したというケースもあります。
実はこういった物質に囲まれて生活していると合わせ技で花粉症・アレルギーを発症する場合があり、その原因が減ることで防衛反応が起きにくくなるようです。
妊娠・出産で「治った!」
まれな例ではありますが、女性の方で妊娠・出産を経て「いつの間にか花粉症が治っていた!」という報告も多数あります。
その働きは医学的にはまだ未解明なようですが、胎児は免疫学的には母体にとって「異物」で、長期間に渡って体内で育てることが、母親の免疫力やホルモンバランスが大きく変わることが多く、これらの働きで「異物」への対応力が広がり、花粉症・アレルギーがでなくなるのでは、と言われています。
「花粉症・アレルギーが突然、治った!」まとめ
このページでご紹介した「花粉症・アレルギーが突然、治った!」という事例とポイントをまとめます。
腸内環境を改善したら「治った!」
乳酸菌を意識して摂取して「治った!」
食生活を魚・野菜中心に改善して「治った!」
ストレスをためないようにして「治った!」
背骨や骨盤の体のゆがみを治したら「治った!」
引っ越しで「治った!」
妊娠・出産で「治った!」
この中では、『乳酸菌を意識して摂取する』のがやはり、効果を実感している人も多く、生活習慣を大きく変える必要もなくて、手軽に始められるでしょう。
花粉症・アレルギーから解放されると、かなりかなり快適に生活することができます! 「突然、治った!」という例をご紹介してきましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
花粉症・ハウスダスト対策に人気の乳酸菌サプリをまとめました!
より正常な腸内環境に近づけていくには、有用な乳酸菌が配合されたサプリメントで摂取していくのが効果的だとされています。そこで、おすすめランキングをまとめてみました!ぜひ参考にしてみてください。