最近、花粉症の方に徐々に人気が高まって来ているのが【避粉地】旅行です。
暑さを避けて高原の避暑地へ行くように、「避粉地」へのツアーが、ひそかにブームなんです。つまり、花粉症の原因となる花粉の飛んでいない地域への旅行です。
春の休暇・GWくらい花粉症から解放されたい!
せっかくの休暇ですから、花粉症から解放されるなら言うことないですよね!
特に、日本の花粉症で最も多いスギ・ヒノキ花粉は2月頃~5月末頃まで花粉が飛んでいます。残念なことに、GWもまだまだ花粉シーズン! 春の休暇だけではなくGWも「避粉地」旅行がおすすめです♪
でも、国内ではどこが「避粉地」になるのでしょうか?
おすすめ「避粉地」ツアースポットと観光情報をまとめてみました♪
ご家族や恋人が花粉症という方は、「避粉地」旅行をプレゼントすればきっと喜ばれますよ!
Contents
東京・関東の「避粉地」スポット:小笠原諸島
東京に「避粉地」になるようなところが? と、思われるかもしれませんが、東京23区からは1,000km離れた「小笠原諸島」までは花粉は飛んで来ません。
本州から近い伊豆の島々には、量は少なくてもスギ花粉が本州から飛んできてしまうようですが、さすがに「小笠原諸島」までは飛んでこないようです。
「小笠原諸島」旅行の観光スポット
「小笠原諸島」旅行の観光スポットは、まず何と言っても海! ダイビングもできて、野生イルカと一緒に泳げるネイチャーツアー、バイキングツアーなども開催されているようです。
また、ダイビングは初心者向けの体験コースもあるようです。
それから、世界自然遺産にも登録された小笠原の自然も見どころ。夕方には、水平線に太陽が沈む光景の美しさが、きっと忘れられない思い出になるので外せません!
鹿児島県・九州の「避粉地」スポット:「あまみ」
奄美大島・喜界島・徳之島・沖永良部島・与論島など奄美群島の「あまみ」は、自生のスギやヒノキがなく、調査でもスギ、ヒノキの花粉が飛んでいないことが確認されているそうです。
奄美群島は亜熱帯性・海洋性の温暖な気候で、郷土料理「鶏飯」や島ならではの食材を用いた食文化が「長寿」の源として人気です。
また「東洋のガラパゴス」とも呼ばれる自然は「癒し」にもなって、花粉を避けるだけでなくて、心身の全体的なリフレッシュにも向いています。
「あまみ」旅行の観光スポット
奄美群島の観光スポットは、なんといっても自然です。原生林のトレッキング、マングローブカヌー、観光遊覧船などがファミリーにも人気が高いようです。
そして、海! ファンダイビングや初心者向けの体験ダイビングもあって、6歳からの子供向けプランもあります。
夕暮れ時が美しい展望台や、染色体験や島唄体験、古代焼体験などもあって、見どころ遊びどころ満載です。
「避粉地」スポット:スギがない・育ちにくい、沖縄
沖縄では、気候や地形の関係でスギなどの針葉樹が育ちにいため、スギの植林があまり行われずにきたために、花粉症がないそうです。
地元の方の中には花粉症の存在自体を知らない人もいるとか。
「沖縄」旅行の観光スポット
近年、沖縄は観光地として発展していますので、見どころ・遊びどころは沢山あります。
穴場的なところで言いますと、花粉症で普段は近づきにくい森・林などの樹木のそばですが、備瀬集落にあるフクギ並木は塁を見ないほどのスケールの並木道で見ごたえがあります。
樹齢約300年というフクギ約2万本が細い路地にまで立ち並んでいて、緑の迷路とも言える壮観な風景を作っています。
もちろん、有名な「沖縄美ら海水族館」「首里城公園」などなど、観光スポットにはこと欠きません!
長崎県・九州の「避粉地」スポット:的山大島(あずちおおしま)
近年「避粉地」として積極的にPRしているのが、長崎県の的山大島(あずちおおしま)です。
スギ林がほとんどなくて、島を旅行した方の大半から「鼻から思い切り空気が吸える」「島に来ると体調が良くなる」という感激の声が上がっているそうです。
「的山大島」旅行の観光スポット
「的山大島」旅行の観光スポットは、大賀断崖と呼ばれる迫力ある崖。また、そのそばのキャンプ場は、海と山の自然を満喫できる素晴らしいロケーションで人気なようです。
歴史的な神社などの建物も見ごたえがありますが、島全体にゆったりとした時間が流れていて、花粉を避けてのんびりと過ごすには最適なようです。
まとめ
「避粉地」旅行情報、いかがでしたでしょうか? こうしてみると、どこも自然豊かな場所ばかりで、都会の方が花粉がよく飛んでいることが分かります。
せっかくのGWですから、花粉症の症状から解放されてゆったりと心身のリフレッシュを図るのがいいかもしれませんね。