花粉症の症状として咳が止まらないとお悩みの方がいらっしゃいます。
特に就寝時に咳が止まらないと、寝付けなかったり眠りが浅くなってしまったりして、睡眠不足にもつながってしまいます。
ここでは、花粉症での咳対策をご紹介します。
就寝時の止まらない咳の対策
就寝時に出来る花粉症の咳対策には次のようなものがあります。
睡眠中は喉の乾燥を防止するためにマスクを着ける
睡眠中も空気清浄器をかけて花粉を取り除く
白湯を枕元に用意しておき、喉を潤せるようにしておく
頻繁に咳で目が覚めるようなら、水と洗面器を用意しておいてすぐにうがいが出来るようにする。また鼻をかんで鼻水を排出する
どうしても就寝中の咳が止まらない時には、体を横向きに半身にして寝てみましょう。背中を丸めて寝ると咳が落ち着きます。
また、就寝中は特に鼻水が喉に溜まりやすいので、目覚めた際には溜まった鼻水を必ず排出しましょう。そして、就寝中は鼻がつまりやすくなります。メントール成分を含んだマスクを着用するのもよいでしょう。
咳を止めるための対策 4つのポイント
花粉症の咳対策には、原因となる「花粉」を体外に出して花粉症自体の症状を少しでも軽減させることが重要です。
うがい・鼻をかむ
うがいと鼻をかむことで鼻や口の中に入っている花粉を外に出します。
その際、「ハナノア 鼻うがい 専用洗浄液」「アルガード 鼻すっきり洗浄液」などの専用洗浄液で、直接鼻の中を洗うと効果的です。最近の鼻洗浄液はツーンとしないものが多いのでうまく活用すると快適に過ごせます。
また、「ハナぴゅあ」は、外出中に使うことを意識したスプレータイプなので使い勝手がいいかもしれません。
洗浄液が効かない、効果が長続きしないと感じるようなら、やや価格は高くなりますが「ハナクリーンS」が効くと評判です。
また、うがいをする際にはうがい薬を使えばより効果的です。「パブロンうがい365」は刺激が少なくて長期間毎日使うのに便利で効果的と人気です。
マスクをして喉を潤す
原因の花粉を追い出した後は、マスクをして喉を保護します。マスクは更に花粉を吸い込むのを防ぐだけでなく、口・喉や鼻の保湿にもなるのでぜひ着用しましょう。
喉が乾燥してしまうと咳が更に出やすくなってしまいます。
「ダチョウ抗体マスク」は花粉の働き自体を不活性化させるフィルターが入っていて効果的、かつ独自のプリーツ形状が長時間着用しても疲れないと評判です。
のど飴を舐めたり、飲み物を飲んで喉を潤す
のど飴を舐めて唾液量を増やして喉を潤しましょう。花粉症用のど飴にはミントが含まれているので、スースーとスッキリ感があるのもよいです。
「森下仁丹 鼻・のど甜茶飴」は、いっぺんに鼻が通って、喉のイガイガが解消されると評判で、買いだめする人も多いようです。
のど飴以外でも、刺激のない飲み物を飲んで喉を潤しましょう。鼻づまりの緩和や喉のイガイガ対策には、温かい飲み物の方が効果があります。
病院へ行く
鼻水・鼻づまりが原因で咳が出ると思われる場合は、鼻の症状を抑えることがなによりの対策です。耳鼻咽喉科やアレルギー科など病院で受診しましょう。
また、鼻から喉に流れ落ちてくる鼻水は、飲み込まずに吐き出すことが大切です。
花粉症の咳に効く市販薬は?
花粉症に効くと売れ筋の市販薬をご紹介します。
これらの薬は鼻のアレルギー症状、鼻水・鼻づまり・くしゃみの緩和に効果がありますので、鼻水・鼻づまりなどが原因で咳が出ていると思われる場合に飲むとよいでしょう。
また、痛んだり腫れたりしていて、喉の症状の方がひどいと思われる場合は、
のどぬーるスプレー
ルル・のどスプレー
など、喉に直接塗れる薬の方が症状を直接緩和してくれます。液体の薬を塗布するので喉を潤すことにもなって効果的です。