夏(6月・7月・8月)の花粉症の原因はブタクサ・イネ科など雑草の花粉

夏場に出る花粉症の原因って?

花粉症と言うと3月・4月・5月の春のものというイメージの方が多いと思いますが、6月、7月、8月といった梅雨時や夏真っ盛りの時期に飛散している花粉が原因となる花粉症をお持ちの方もいらっしゃいます。

このページでは夏(6月・7月・8月)に気を付けたい花粉症の原因植物と対策についてご紹介しています。

スポンサーリンク
スポンサードリンク

夏(6月・7月・8月)に気をつけたい花粉症の原因植物

夏場の花粉で最も多く飛散しているのが、カモガヤハルガヤスズメノテッポウなどイネ科の植物です。

また、キク科の植物であるブタクサ、ヨモギの花粉も飛散しています。

関連記事 ⇒ 【地域別】花粉の飛散時期

特に、ブタクサが原因の花粉症をお持ちの方はスギ・ヒノキに次いで3番目に多いと言われています。

ブタクサ花粉の飛散は7月頃から徐々に始まり、8月頃に活発になり、10月頃まで花粉の飛散のピークが続きます。

この時期は、イネ科の花粉の飛散時期とも重なりますので、どの花粉に対してアレルギーが起きているのか、病院で検査を受けて原因物質(アレルゲン)を特定し、対策していく必要があります。

夏(6月・7月・8月)に花粉が多い地域

上記に述べた植物はいわゆる雑草にあたり、日本全国どこにでも生育しています

緑豊かな公園や山地などにはもちろんたくさんの植物が生育していますので、都心部や平地に比べると花粉の飛散量がかなり多くなります。

ですから、夏に花粉を飛散させる植物が原因のアレルギーをお持ちの方は、こういった場所へおでかけの際も十分な注意が必要です。

涼を求めて山地や涼しい公園にお出かけしたくなる時期ですが、飛散している花粉の量が多くなりますので万全の対策をとって出かけるようにしましょう。

夏のおすすめ花粉症対策

ただ、春に飛散する花粉がスギやヒノキなど樹木から出る花粉であるのに対して、夏に飛散する花粉の大半は雑草によるものです

雑草の生育場所や条件によっても異なりますが、100メートル以上飛散することないと言われています。ですから、最も有効な対策は草むらや草原、公園などには近寄らないようにすることになります。

また、夏は肌の露出が多くなります。その分、皮膚に直接花粉が付着する機会が多くなりますので、その点は特に夏に注意しないといけないポイントです。暑くても1枚羽織れるように薄手の長袖を持ち歩くようにする方が良いでしょう。

また、夏の花粉症の症状も、春に起きるものとほとんど変わりませんが、ブタクサによる花粉症の場合、花粉の粒子がかなり小さいことで、気管支にまで入り込んでしまう可能性が高くなります。

したがって夏の花粉症は咳がひどく出たり、喘息をお持ちの方は喘息の症状が重くなる可能性も考えられます。

他にも、鼻水鼻づまりくしゃみ目のかゆみといった一般的な花粉症の症状も、もちろん出ますので、マスクや目を保護するメガネなどをして対策しましょう。

また、毎朝ヨーグルトを食べるなど乳酸菌を摂取したり、花粉症に効果のあるお茶を飲むなど腸内環境を整えることで症状を緩和することもできます。

スポンサーリンク
スポンサードリンク
スポンサードリンク