花粉症の症状は突然、やってきます。いろんな花粉症対策をして予防していても来るときはきてしまうものです。
デート中や、披露宴や謝恩会などのパーティーに参加してるとき、受験中や試験中など、大事なときに突然襲ってくるくしゃみ・鼻水・鼻詰まり・目のかゆみ…
今すぐ止めたいって場面で、すぐ使える即効性のある花粉症対策をまとめました。
■くしゃみをすぐに止めたいとき
くしゃみは鼻の中の空間、鼻腔内から異物を出すために起きる生理現象ですから、本当は止めないほうがいいのですが、大事な場面でハクションハクションとくしゃみを連発するのは避けたいところですよね。
くしゃみを止める最もカンタンな方法は、おもいっきり息を吸うことです。
「くしゃみが出そう…」というタイミングが来たら、おもいっきり鼻から息を吸い込むと、止まってくれます。
また、人差し指と中指の先を鼻の下にぐっと押し当てるのも有効です。
くしゃみを止めるツボ
くしゃみを止めるツボは少商(しょうしょう)と言って、手の親指の爪の付け根の外側あたりにあります。
この部分を反対の手の指でつまむようにしして、ぐりぐりと回転させて刺激します。30秒から1分ほど続けましょう。
鼻水・鼻づまりをすぐに止めたいとき
鼻をかんでもかんでも出てくる鼻水に、息苦しいことこの上ない鼻づまり。見苦しくもありますし、人前での鼻声は聞き苦しくて、せっかくの楽しい場面でも心ゆくまで楽しめずだいなしです。
鼻水をすぐに止める方法は、まず、思い切り深呼吸してふかーく息を吸い込みます。そのあと、ゆっくり息を吐き、もう吐く息がないということろまできたら、鼻を指でつまんで頭をゆっくりと上下に振ります。
その間、呼吸は我慢です。呼吸が保たなくなったら息を吸います。これで、鼻水が止めることができます。
鼻づまりのときは、鼻がつまっている方と反対側の腋に500mlのペットボトルをギュッと挟んでください。30秒ほど力をこめたまま挟んでいれば、一時的ですが鼻づまりが解消します。
鼻づまりを解消するツボ
耳の穴をふさぐように突起した軟骨の部分がありますよね。そのやや頬寄りに外鼻(がいび)というツボがあります。
そして、その後頭部寄り、ちょうど軟骨の部分の内側に内鼻(ないび)のツボがあります。
ツボの押しかたは、人差し指を耳の穴の中に入れる感じで内鼻のツボを押さえ、親指で外鼻のツボを押さえ、二つのツボをつまみ上げるようにして揉みほぐします。ちょっと痛いかも?くらいの力を入れて数分ほぐせばOKです。
目のかゆみをすぐに止めたいとき
厄介な目のかゆみ。手でこすりたいのはやまやまですが、指についた花粉が目に入ってさらに悪化するという悪循環に陥ってしまいます。
目のかゆみを一時的にマヒさせることで、かゆみを抑えることができます。急激にかゆい箇所を冷やすと、脳がかゆさよりも冷たさを優先して認識するため、かゆみが治まります。
保冷剤や冷水で濡らして絞ったタオルを、閉じたまぶたの上にあてがって、1分ほどそのままに。あとは数十秒保冷剤やタオルを身体から離し、再度あてがって1分待機を繰り返します。
また、炎症を抑える効果があるカモミール を使うのも有効です。
市販のカモミールティーをやや濃いめに煮出し、汁を清潔なコットンに含ませます。余分な水気を切り、それを1個ずつラップして冷蔵庫で冷やしておけばOK。あとは使いたい時にラップを外して、閉じたまぶたの上に載せます。
自分でつくるのが面倒という方にはカモミールの精油がおすすめです。精油を清潔なコットンに1滴垂らし、閉じたまぶたの上に載せます。
どの方法でも必ず手を洗って花粉が付いていない状態で行うことが大事です。でないと悪循環からは逃れられませんよ。
目のかゆみに効果的なツボ
前頭部正面の生え際のやや上あたりにある、神庭(しんてい)と呼ばれるツボがあります。
ここを人差し指の腹でぐーっと押します。やや痛いかもという程度の強さで1分ほどの時間が目安。
目のかゆみや涙を抑えるだけでなく、イライラを解消する効果も期待できます。
次に攅竹(さんちく)というツボを刺激します。眉頭の部分にあたり、目を閉じた状態で親指や
人差し指の腹で5秒ほど押し回す感じでOKです。
そしてやはりツボを押すときも、手はキレイに洗って花粉を落としてからにしましょう。
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