ゆっくりと寛ぎたいご自宅や、自分の部屋でくしゃみや鼻水、目のかゆみなど花粉症の症状に悩まされると、気持ちも身体も休まるヒマがありませんよね。

ここでは、お部屋の中で出来る花粉症対策の５つのポイントとお役立ちグッズをまとめてみました。

症状の度合いに合せて、出来る対策はとって快適な室内で過ごす工夫をされてみてはいかがでしょうか？

お部屋の花粉症対策⇒とにかく、花粉を入れない

お部屋の中の花粉症対策の第一歩は、とにかく花粉を部屋の中に入れないことです。

とは言っても空気中に漂うミクロン単位の微粒子である花粉を、完全にお部屋の中に入れないことはむずかしいので、まずは、出来るだけ入れないということを心がけてください。

1/5 外出から帰宅したら衣類を払う

単純なことのようですが、外出から帰宅したら衣類を払うことはとても重要です。屋外で飛散している花粉は衣類にたくさん付着しています。

お部屋の中に入って来る花粉の80％は衣類に付着してやってくるとも言われています。

なにしろ花粉は肉眼では見えませんので、払っても払いがいがないかもしれませんが、ここは面倒でも手を抜かずにしっかり払ってください。

忘れがちなのが、足元と背中。微粒子の中では重い方に分類される花粉は足元にもたくさん付着しています。また、風を受ける背中にもたくさんの花粉が付着します。しっかりと払ってください。

手で払うだけでなく、ブラシなどで払うとより効果的です。

玄関でのブラッシングを忘れないために、帰ったらすぐに目に入る玄関先にブラシを常備しておくと便利です。

ブラッシングの際は、「こすらないでパッと払う」ことを心がけてください。

ブラシを押し付けるように使ったり、こすってしまうと、生地の中に花粉をもぐらせてしまうことになりかねません。また、服も傷みやすくなります。

あまり力は入れなくて良いので、ブラシを軽く持って、手首をくるっと回す感じで、生地表面のホコリをサッと払い飛ばすようにブラッシングしてください。

また、払った花粉をそのまま吸引してくれるタイプのブラシもあります。

この花粉吸引ブラシを使うと、ブラシではじかれた花粉を吸引し、内臓フィルターで99.9％以上(日本紡績検査協会試験による)捕集してくれますので、払った花粉がさらに舞い上がるのを防いでくれます。

2/5 帰宅後は洗顔・手洗い・着替え・シャワー

外出から帰宅した際には、身体に付着した花粉を洗い流すことも大切です。

特に、洗顔することはとても大切です。

まつげに付着した花粉は目のかゆみの原因になりますし、目や鼻、口に一番近いところにある花粉を洗い流してください。

そして、日常生活の中でも目・鼻・口のそばに来ることの多い「手」をしっかりと洗うこと。衣類もすべて着替えてしまう方がよいでしょう。

時間に余裕があれば、シャワーを浴びて全身に付着している花粉を洗い流すことをお勧めします。

特に、髪の毛の中に入り込んでいる花粉を洗い流すことは、お部屋の中に花粉を持ち込まないためには効果的です。

鼻水や鼻づまりなどの症状が重い方は、帰宅後に鼻うがいをすることも効果的でしょう。

鼻腔内に付着した花粉をしっかりと洗い流してしまいましょう。

最近の鼻うがい液は、体液に近い成分でできていますので、しみることも少なくなってきています。

3/5 ドアや窓はしっかり閉める

お部屋の中への花粉の侵入口は、もちろんドアや窓ですから、しっかりと閉めておきましょう。特に花粉の飛散量が多い日は、注意して閉めておくようにしてください。

とは言っても、窓をずっと閉め切っておくのはむずかしいという方は、窓にレースのカーテンを着けておくのがオススメです。

レースのカーテンの静電気が、花粉の侵入をかなり防いでくれます。最近は花粉対策を考えたタイプも販売されています。

もちろん、窓を閉めたあとは、カーテンに付着した花粉を掃除機などで吸い取るようにしてください。

とは言っても、毎回掃除機を出してくるのは面倒ですので、コードレスでハンディタイプの布団用掃除機を使うと便利です。

もちろん、天日干ししたふとんなどにも使えます。

また、現在はファブリーズで花粉・ハウスダストに対応しているものが発売されています。

布に付着した、花粉やカビの胞子・ダニの死骸など空気中に舞い上がるハウスダウストをまとめて固めてくれて舞い上がり・飛散を防いでくれます。

花粉の飛散も最大95％カットしてくれるそうです。

毎回、カーテンに掃除機をあてるのが面倒という方でも、スプレーをかけるだけならお手軽ですので、お部屋に１つ常備しておくのもいいかもしれません。

また最近、花粉症対策で意外に人気なのが「すきま風防止テープ」です。

アルミサッシとレールのすきまから入り込む花粉を防いでくれます。アルミサッシ以外にも、ドアのすきま等にも使えます。

面倒でも１回貼ってしまえばおしまいの花粉症対策ですので、検討してみてはいかがでしょうか。

４/5 洗濯物はできれば部屋干しで

洗濯物はできれば部屋干しにするほうが無難でしょう。

天日干しだと、どうしても洗濯物に花粉が付着して、症状が出る原因となってしまいます。

最近では、部屋干しに便利な専用の物干し台などもたくさん販売されています。お部屋のサイズや、ご家族の人数、１回の洗濯物の量などに合せて購入しておけば便利です。

ただ、部屋干しだと気になるのは「部屋干し臭」。部屋干しにすると、生乾きの臭いが出ることがありますよね。

これは、洗濯で落ちなかった衣類の汚れが変質したり、その汚れをエサにした雑菌が繁殖したりして起こることが多いと言われています。

そこで、部屋干しをするときには、洗濯物同士にできるだけ隙間を空けて風の通りをよくすると「部屋干し臭」を抑えることができるそうです。扇風機やエアコンの風を直接当てるのも効果的です。

普通に洗うだけでは臭いが取れなくなってしまったら、煮洗いするか、酸素系漂白剤で殺菌漂白してみるとよいでしょう。

また、部屋干し用に洗剤だけでは落ちにくいニオイのための、衣類用消臭・除菌剤もあります。

洗濯の際に、洗剤と一緒に入れるだけで、ニオイの原因となる雑菌をしっかり除菌してくれるので、お手軽に使えます。

どうしても「部屋干し臭」が気になるという方は使ってみてもいいのではないでしょうか。

もちろん、天日干しした洗濯物の方が気持ちがいいのは確かです。天日干しした洗濯物を取り込む際には、必ずブラシをあてるなど花粉を払ってから取り込むようにしてください。

５/5 最後は、空気清浄器で花粉を回収

ここまで対策をとっても、お部屋の中に入って来るのが花粉です。

花粉は、大きさがスギで20～40μm(ミクロン)、ヒノキで30～40μmという微粒子です。髪の毛の太さが、60～100μmと言われていますから、それよりもさらに小さい訳です。

花粉の季節にニュースなどでスギやヒノキから、黄色い花粉がバサーっと飛び散っている映像などを見ることも多いですが、あれはまとまった量なので見えますが、一粒一粒となるとそうはいきません。

そこで、最終的には空気清浄器でお部屋の中に残った花粉を回収してしまうのが効果的です。

この際は加湿タイプのものを選んだ方が良いでしょう。空気中の湿度が高いと、花粉と水分が結合して重くなり床に落ちてきますので、舞い上がり防止になります。

また、上記のパナソニックの加湿空気清浄器は、花粉のたまりやすい床上30cmの空気を徹底洗浄というコンセプトでつくられており、花粉症に効果ありとの口コミが多数あります。

⇒パナソニック 加湿空気清浄器 VC55XK-Wの詳細と口コミを確認！

もし、症状自体をどうにかしたいと思うなら乳酸菌サプリメントがおすすめです。

乳酸菌には腸内環境を整えて、体の免疫システムを正常に戻す働きが認められています。免疫細胞の６０～７０％が集まっている腸内の状況が、実は花粉症・アレルギーの症状の鍵を握っています。

花粉症・アレルギーは免疫システムが過剰反応して起きるので、これを正常な働きに整えることができれば、自然と症状が治まってくるのです。

もし、いろいろやらなくちゃいけない花粉症対策に不自由を感じてたり、面倒だと思っていたり、うんざりしているなら、一度、乳酸菌サプリを試してみる価値はあります。

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おまけ

インパクトのある外観で、ご存知の方も多いのではないでしょうか？

すっぽりかぶる「花粉ブロッカー」ですが、実際に使われている方の感想をのぞいてみると、室内での利用で、かなり効果を実感されている方が多いようです。

たしかに、屋外をこれで歩く勇気はないかも、、、。

寝る際にご使用されている方もいるようで、かなり快適に過ごせるようです。

どうしても、お部屋の中での花粉症の症状がおさまらないという方は、一度、「ネタのつもりで(感想にありました)」ご購入を検討されてもいいかもしれませんね。