花粉症を予防するには? 日常生活での工夫8か条

花粉症の治療を行っていても、原因となる花粉は空気中にたくさん含まれています。症状の悪化を防ぐ為には、花粉を出来るだけ避けるように日常生活で工夫する事が大切です

花粉症を予防するには

花粉症予防の基本は「花粉を近づけないこと」

また、花粉症は発症してからの治療がとても難しく、一度、花粉症になってしまったら毎年原因植物の花粉が飛散する時期になると症状が出てしまう、とてもやっかいな病気です。

ですから、今は花粉症ではない方も毎年吸い込んでいる花粉が原因となって、いつ花粉症の症状が出るか分かりません。

そこで、すでに花粉症を発症されている方はもちろん、まだ花粉症でないという方にとっても、花粉を体内に入れない、つまり花粉(アレルゲン)を除去・回避することが花粉症予防の基本になります

  1. 外出時には、マスク、帽子、めがねやゴーグルなどを着用。
  2. 花粉が付着しにくい衣類の着用を心がける。(目の粗くない生地のコートなど)
  3. 外出帰宅時に衣服の花粉を払ってから家に入る。
  4. 花粉の侵入を防ぐ為、窓や戸をしっかり閉める。
  5. 掃除は花粉の少ない朝の内に済ませる。
  6. 外で干した布団や洗濯物は、取り込む前によく花粉を払う。
  7. 帰宅後は、手洗い・洗顔やうがい、鼻をかむ。
  8. 花粉情報をこまめにチェック。 (テレビや新聞などをチェックし、飛散量の多い日は外出をできるだけ控えましょう)
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花粉症の予防と対策は早目早目に

また、花粉は本格的に飛散し始める、だいたい1ヶ月前くらいから飛散し始めています。早目早目に花粉を意識して予防すると効果的です。

生活習慣を見直して、症状の悪化を防ぐ

そのほかに、生活習慣を見直すことで症状の悪化を防ぐことができます。

抵抗力をつける

自律神経のバランスが良いと、免疫系が正常に保たれ、過剰な反応をしないため、花粉(アレルゲン)が入ってきても、花粉症(アレルギー症状)が起こらないこともあります。

疲れをためない

疲れの蓄積は副交感神経の緊張を高め、交感神経を抑圧するため、肥満細胞からヒスタミンが放出されやすくなり、症状が出やすくなります。

バランス良い生活

一定のリズムをもって、身体にストレスを与えない、疲労をためない、バランスのとれた生活をしましょう

刺激物を避ける

辛い食べ物、アルコールなどの摂取は鼻づまりをひどくするので控えましょう。また、たんぱく質のとり過ぎやたばこも直接、鼻や眼の粘膜を刺激するので控えましょう。

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