病院で受けられる花粉症治療 ~「レーザー手術」と「アレルゲン免疫療法」 費用は?

病院で受けられる花粉症治療

病院で受けられる花粉症治療は、「手術(外的治療)」と「薬(内的治療)」の2つに分けられます。

ここでは「手術(外的治療)」について紹介していきます。

病院で受けられる花粉症治療には「レーザー手術」「アレルゲン免疫療法」があります。

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■レーザー手術

「レーザー手術」は、レーザーでアレルギー反応が起きる鼻の粘膜の一部を焼いていく治療になります。

粘膜の一部を焼くことで、鼻から花粉が入ってきても粘膜の反応をかなり抑えることができ、くしゃみ・鼻水・鼻詰まりなどの症状を軽減することができます。

手術時は鼻に局所麻酔を行いますが、5~20分程度で終わるので手軽に感じる方も少なくありません。

病院や症状によって、数回の手術を行う必要があり、多い人で6~8回程度行う場合があります。

けれど、粘膜は数ヶ月から数年で再生してしまいます。

再生すると手術以前のように花粉症の症状が出てしまいますので、完治する治療方法ではありませんので、数年単位で手術が必要になります。

ただ、「レーザー手術」は日帰りで行うことができ、痛み・出血も少ないのが特徴です。

費用は健康保険が適用されており、10,000円弱で受けることができます。

■アレルゲン免疫療法

「アレルゲン免疫療法」とは、花粉症の原因である物質を少量取り入れ、時間をかけて少しずつ増やしていき、免疫をつけていく(体質自体から変えていく)治療法です。

レーザー治療と違い、体質自体を変えていく治療法ですので、完全に治すことができるのが特徴です。

ただ、症状や体質にもよりますが、完治まで2~3年程度かかると言われています。

以前は注射によるものが主でしたが、最近では「舌下免疫療法」と言われる、舌の裏側に薬を少量たらして、数分間待ってから飲み込むという簡単な方法があります。

注射と違って、痛みや通院頻度が多くあるようなものではないので、気軽にできるようになりました。

費用は1回4000円程度で、2~3年間で月に1回程度の通院が必要になります。

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